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2013/9/16
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 このページでは、熱中症治療の最新情報、名医情報等を提供しています。
 病気治療において、病院(治療法)選び・医師選びは大変重要な意味を持っており、多くの患者さんやそのご家族が常に最高の医療を受けたいと願って情報収集を行っています。このページが皆様の情報収集の参考になれば幸いです。
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「名医」の最新治療(熱中症)と名医詳細情報

 (参考文献)
新「名医」の最新治療
熱中症治療はP284~P287に掲載
   ●予防法を見につけることが何よりも肝心
   疑わしい症状が出たらまず体を冷やす!
   いざ病気と診断されてから名医や最新の治療法を探す方が多いことと思いますが、情報が溢れているはずの現代でさえ、なかなか求める情報、有益と思われる情報に辿り着けないという声を数多く耳にします。そこでこのページではそうした声に応えるべく、「熱中症の最新治療」に関する情報を掲載しました。
 皆様が熱中症の治療を受けられる際の参考になれば幸いです。

(最新の熱中症治療)

 夏は熱中症になる人が多くなります。若い人では運動中や労働中の場面での発症が目立ちます。高齢者の場合は屋内で日常生活を送っている時に起こりやすいです。熱中症を軽く考えて適切な治療を受けないでいると、命にかかわることも少なくありません。
 猛暑が続く時期は、熱中症にならないための心がけがまずは必要です。
 都内に住む76歳の女性のケースです。
 彼女は、脳出血の後遺症で左半身まひがあり、20年来、つえ歩行の生活を送っています。いまから2年ほど前、一緒に暮らす家族が外出し、一人で留守番をすることになりました。
 梅雨明けして間もない日の夕方、外出から3時間後に帰宅した家族は、部屋でぐったりして動けなくなっている彼女を発見。救急車で搬送された日本医科大学病院高度救急センターで、「Ⅲ度の熱中症」と診断されました。
 彼女は酷い脱水状態で深部体温(直腸温)は39度まで上がっていました。
 集中治療室で、すぐに呼吸を安定させるとともに、脱水に対し十分な水分を補う点滴注射が開始されました。同時に、氷袋を首筋やわきの下、脚のつけ根などに置いて、からだの表面のすぐ近くを流れる太い動脈の血液を冷却したり、低体温マットを体の下に敷いたりして、全身を冷やす治療も続けられました。
 重症の熱中症でしたが、呼びかけると受け答えができる程度の意識はあったので、血液をいったん体外に出して冷やし、それを元に戻す治療までは受けずにすみました。
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 治療を始めて1時間半ほどで彼女の体温は平熱に戻り、翌日には脱水症状もかなり改善されました。そして、熱中症による臓器障害なども起こらず、無事、1週間後退院しました。
 「熱中症は、言わば、“環境の病気”です。だから、熱中症が起こりやすい環境から自分を守る手立てをとれば、十分に予防が可能です」彼女の治療にあたった横田裕行先生はこのように語っています。
 一方高齢者の発症傾向と異なり、10代を中心に若い人の熱中症は、多くが運動中に起こります。運動すると筋肉で大量の熱がつくられます。そこに夏場は熱ストレスが加わるので、発症リスクが高くなるのです。
 福井市にすむ高校生のA君は、高校1年の5月、学校行事のマラソン大会に参加しました。気温が27~28度まで急上昇した暑い日でしたが、頑張り屋のA君は、ゴールを目指し走り続けました。
 しかし、5キロを完走する直前で倒れてしまいます。その直後は、うわ言を発していましたが、日陰で休んでいたら、意識がはっきりして元気になってきました。かかりつけ医に診てもらうと、『脱水が起きている」という診断で、水分補給の点滴注射を受けて帰宅しました。
 ところが、その日の夕方、A君の両脚の太ももやふくらはぎに、ひどい筋肉痛が現れ、翌朝には、コーラ色の尿が出たのを最後に尿がほとんど出なくなりました。すぐに福井大学病院の救急部を受診すると、熱中症に「急性運動性横紋筋融解症」を合併していることが」判明。診断した同院副院長の寺澤秀一医師(当時・救急部長)は次のように語っています「急性運動性横紋筋融解症は、熱によってからだを動かす筋肉が壊され、筋肉からミオグロビンという成分が溶け出し、ミオグロビンが尿中に出てくる状態のことです。運動時の熱中症に合併して発症することが少なくありません。このミオグロビン尿は、腎臓の尿細管を通る際、尿細管を傷めつけるので、治療が遅れると急性腎不全を起こしてしまいます。すでに、A君は急性腎不全になっていました」
 熱中症が怖いのは、体に熱がこもった状態が長く続けば続くほど、細胞や組織が壊れて、脳や肺、肝臓、腎臓、血液などに異常が生じやすく、命を落とすことがあるためです。したがって、熱中症と思われる症状が出たら、その場で体を冷やして、いち早く体温を下げることが重要になります。
 A君の体温は、平熱近くまで下がっていたので、急性腎不全の治療が最優先されました。10日間、血液透析を続けた結果、腎臓の働きが回復し、尿量が正常になるのを待って、元気に退院した。もしも、あと半日~1日、受診が遅れたら、急性腎不全が悪化し、命にかかわる危険もあったといいます。
 上記の治療については、新「名医」の最新治療 完全読本 / 週刊朝日編集部別冊チーム編のP284~P287で詳しく解説されています。ご興味のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
 ⇒ 「名医」の最新治療と全国の名医(生活習慣病)TOPページへ

☆熱中症の最新治療で患者を救った名医に関する情報データベース
・日本医科大学病院 高度救命救急センター教授 横田裕行先生
 ※日医大で一般救急科・脳神経外科・胸部外科などのサブスペシャリティーをもつ救急専門医集団を率いる名医。
 東京都文京区千駄木1-1-5 ℡03-3822-2131
 (横田裕行先生のプロフィール)

・福井大学病院副院長 寺澤秀一先生
 ※日本のER型救急医(北米型救急室)の草分け的存在。総合診療医として有名な名医です。
 福井県永平寺町松岡下合月23-3 ℡0776-61-3111
 (寺澤秀一先生のプロフィール)
 

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